コンタクトレンズは、ドライアイになる原因の一つと考えられています。
ドライアイの人がコンタクトレンズを使用する場合は注意が必要です。
ドライアイがどの程度の症状であるのかにより異なりますが。
一般論としてはドライアイは角膜面に涙液の乾燥面ができて角膜に傷をつけてしまいます。
傷つきやすい上にコンタクトレンズという異物を装用するのですから障害が起きてもおかしくないと言う訳です。
ハードコンタクトもソフトレンズも角膜面の涙液層にて表面張力により安定しているわけです。
その角膜面の涙液層に欠損があればレンズの面が直接に角膜にふれて障害を起こしやすいわけです。
先ずはドライアイの原因が何なのか、生理的な物か精神的なものか原因をしっかり把握して治療にあたることです。
ドライアイの専門医に相談してみてください。
一時的な対応として短時間で使用するならば高含水の一日使い捨てレンズならば使用できる可能性がありますが、医師の指示に従ってください。
人工涙液などの目薬を差しながらのコンタクト使用は数分の効果しかなくソフトを使えるようになるのは大変難しいと思います。
専門医の診察を受けてみてください。

 

ドライアイの治療は症状や状態によって様々な治療法があります。

重症のドライアイの場合には、涙の排出を抑えるために、涙点を閉じる治療法があります。

涙点閉鎖術と呼ばれている、上下の涙点にシリコン製の小さなプラグを差し込む治療方法や、涙点を縫い合わせる方法があります。

軽いドライアイの場合は、人工涙液や潤いを保つための成分を含む点眼薬などを使用する治療方法があります。

またその他の治療方法として、涙の蒸発を抑えるために特別に開発された眼鏡をかけるという方法もあります。

 

ドライアイとは文字通り目が乾いてしまう病気です。

原因は、目を潤している涙にあるようです。

涙は目が正常な働きをするように、外界のばい菌や異物から守ってくれています。
目を開けたままにしたり、涙の量が減ると、角膜の上に「ドライスポット」という乾燥した部分が出現します。

普通はこうなる前にまばたきで表目を潤しているのです。しかし、必要以上に蒸発するとまばたきをしても「ドライスポット」は残ったままになり、やがて傷つきやすい角膜が露出して「目が乾く」といった不快な状態になります。

一般的に1分間に20-30回のまばたきによって、涙を運びます。しかし、パソコン作業中などには、回数が約4分の1に激減してしまうといわれています。

全国に約800万人のドライアイ患者がいると推定されています。

ドライアイ自己チェックテスト

・目が疲れやすい
・目が痛い
・めやにが出る
・理由もなく涙がでる
・頭痛がひどい
・目が重たい感じがする
・目が乾いた感じがする
・目がかゆい
・光がまぶしく感じる

5つ以上、当てはまる方はドライアイの可能性があります。

また、10秒間瞬きをしないでいることができなければ、ドライアイを疑った方がよいでしょう。

 

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